総持寺駅→[第22番]総持寺→[第23番]勝尾寺→[第24番]中山寺宝塚駅


横浜駅東口スカイビル

さくら観光の神戸行きに乗車します。 車両はAT LINER社運行の三菱ふそうエアロエース(QTG-MS96VP)です。
ヨドバシ梅田タワー前バスターミナル

定刻に到着。
このバス停の利用は初めてで方角が分からず、駅に出るのにちょっと迷いました。
大阪梅田駅

歩くのに不要な荷物をコインロッカーに入れてから阪急京都線快速急行京都河原町行きに乗車します。
車両は7300系7320F編成7320です。
茨木市駅

快速急行から普通に乗り換えます。
車両は1300系1307F編成1307です。
この編成には2022/8/3-2023/3/30までの間、『ミッフィー』のキャラクターをラッピングし車掌のぬいぐるみが添乗した、「ミッフィー号」として運行されました。
総持寺駅

JR西日本の駅は「JR総持寺」駅ですが、こちらは「阪急総持寺」駅ではありません。
阪急」の「総持寺駅」の意味です(後で出てくる箕面駅参照)。
総持寺

2週間ほど前に来た際に納経を済ませているので、今回は簡単に参拝をするのみです。
西国巡礼道標

JR総持寺を過ぎて左折し、西河原公園となっている旧安威川筋に取り残された西河原大橋の近くにある道標です。
右 かつを寺
左 そうじ寺
と刻まれています。
白井河原合戦趾

安威川沿いを北上し、太田橋手前を左折して西国街道を西に向かいます。
茨木川に架かる幣久良橋(てくらばし)の手前に白井河原の戦いの石碑があります。
中河原の道標

東西に走る西国街道と、南北に走る亀岡街道とが交差するところです。
中河原は白井河原の戦いで勝利した中川清秀生誕の地です。
(東面)
東 大津十一里 京都七里 八幡五里 山崎三里廿町 芥川一里廿町
(南面)
南 堺九里 住吉七里 大坂五里 吹田三里 茨木驛卅町
(西面)
西 姫路廿三里 神戸十一里 池田三里 岡三里 箕面山二里
と刻まれています。
郡山宿本陣

国の史跡にも指定されている西国街道の主要な宿場であった郡山の本陣です。
門左側の椿から椿の本陣とも呼ばれていました。
豊川駅

西国街道と交差する大阪モノレール彩都線の駅です。
駅のスタンプを押すために立ち寄りました。
楠水龍王之地

豊川駅の先からの上り坂を上がったところにあるお堂です。
楠木正成湊川の戦いに向かう際にここの井戸水を賞味したことからこの名前が付きました。
勝尾寺大鳥居

ここで西国街道を右折し、この大鳥居を潜って勝尾寺に向かいます。
府道9号を越えると上り坂が始まります。
八天午方軍茶利明王石蔵

府道9号の少し先の勝尾寺旧参道二十六町石を左に進み、坂を登った頂にある寺領表示のために設置された八天石蔵の遺跡群の一つです。
発掘された石像は勝尾寺に保管されているため、ここにあるのは石碑のみです。
勝尾寺

石像を越えると下り坂になり、府道4号を渡ると勝尾寺です。
勝尾寺山門

豊臣秀頼により再建された山門です。
山門の先は弁天池に架かるお清め橋へと続いています。
弁天池はお清めの霧に覆われていて幻想的です。
勝尾寺本堂

本尊の十一面千手観世音菩薩を祀る本堂です。
対面にある厄除けの鐘はコロナ禍のためか付けないようになっていました。
勝尾寺

不動明王を祀る不動堂付近からの眺めです。
紅葉の奥に見えるのは大日如来像を祀る多宝塔です。
塀の上には無数のダルマみくじが置かれています。
箕面大滝

府道4号を西に向かって山を下り、紅葉瀧隧道手前から千本園路を下ります。
滝を見学後は箕面川沿いの滝道を南下します。
箕面駅

滝道の終点です。
阪急の駅スタンプは改札内に設置されているため押すことは出来ませんでした。
東海自然歩道西の起点

本来の起点は箕面大滝の少し上流にある箕面ビジターセンター近くのはずですが、箕面駅前にモニュメントが立っています。
徳尾の巡礼地蔵

箕面駅手前を右手に入り、箕面川沿いを進んで府道9号に合流する箕面7丁目交差点に面して立っている地蔵です。
新稲の庚申塔

府道9号をしばらく進み、左手に分岐する細い道を進むと交差点の一角が塀で覆われており、その中に庚申塔が納められています。
かつては一本杉も立っていましたが、1991年の突風で倒れてしまい切り株が残るのみです。
ビリケンさん

庚申塔を直進し、再度府道9号に合流する交差点を左折。池田市立渋谷中学校を回るように南下して呉服神社の交差点を右折して国道176号に繋がる道を進むと旧加島銀行池田支店のはす向かいにあります。
(ウォーキングサポートの地図と現地案内では少しルートが異なっています)
『ビリケン』の商標登録をした田村駒治郎が池田市(当時は池田村)出身ということで設置されました。
川西池田駅

猪名川に架かる呉服橋を渡って兵庫県に入ります。
しばらく進むと左手からJR宝塚線(福知山線)が合流してきます。
駅スタンプを押すために立ち寄りました。
中山寺駅

巡礼路は阪急の平井車庫の先で宝塚市道1001号に入り、山本駅の北側を通るのですが、『駅からはじまる西国三十三所めぐりデジタルスタンプラリー』と駅スタンプの押印のために国道176号をそのまま直進して立ち寄りました。
中山寺山門

国道の阪急中山観音駅前交差点を右折して観音通りに入り、中山観音駅を潜る参道を潜ると右手に山門が見えてきます。
中山寺本堂

山門から階段を一つ上がった場所に鐘楼や納経所があり、もう一つ階段を上ると正面が本堂です。
道標

絵馬堂の先にある道標です。
「是より18丁」もあるのに「すく」なのかと思いますが、「直ぐ」は「まっすぐ」の意味です。
中山寺奥之院

街灯もない山道を登っている途中で真っ暗になってしまいましたが拝観時間を過ぎた社殿には未だ明かりが点いていました。
復路はまっすぐ南下して清荒神へ向かうのが正しい道ですが、車も通れる幅の道を下りてきたところ御殿山に出てしまったのでそのまま南下して宝塚駅に向かいました。
宝塚駅からは阪急今津線西宮北口へ出て(車両は5000系5004F編成5505)、駅スタンプを押して神戸線に乗り換え大阪梅田に戻ります(車両は1000系1014F編成1614)。
そしてコインロッカーの荷物をピックアップして十三の宿に向かいました(車両は9000系9007F編成9587)。
大阪王将 十三店


next宝塚駅→花山院→相野駅編へ