碓氷峠


横川駅

軽井沢まで繋がっていた時も下車する人は少なかったのか、かなりこじんまりとした駅舎です。
出口の右側には「おぎのや」があり、『峠の釜めし』を購入することができます。
碓氷関所

1959年に番所跡に復元された東門です。
関所跡地は、群馬県指定文化財に指定されています。
坂本宿木戸

坂本宿の江戸寄りに設けられた木戸の跡です。
旅籠かぎや

武井家の先祖が約370年前に坂本に移住して開いた旅籠です。
移住前は高崎藩にて納戸役鍵番をしていたことから「かぎや」と名付けられました。
丸仁屋跡

建物が残っていないため、京都と江戸までの距離が書かれた石碑が立っています。
碓氷小屋(旧中山道入口)

八幡宮の先で国道18号と一度別れて再交差する場所に小屋があり、そこから先は山道になります。
旧中山道

堂峰番所跡を過ぎると再び急坂になります。
これは石畳の跡でしょうか?
柱状節理

先ほどの敷石(?)はここから運んだのでしょうか?
刎石坂石造物

手前から「a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/南無阿弥陀仏" target="_blank">南無阿弥陀仏」の石碑、「大日尊(大日如来?)」、「馬頭観世音」の石塔です。


先ほど通ってきた坂本宿を見下ろすことができる場所です。
風穴

岩の裂け目から水蒸気が出てくる場所です。
弘法の井戸

今でも水が湧いています。
ここで道が分かり難くなり、右側に進んだのですが、左側に進むのが正解のようです。
碓氷坂の関所跡

江戸時代に横川駅近くに移るまでは、この場所に関所がありました。
近くの刎石山の頂上にあたる位置には刎石茶屋等4軒の茶屋があったそうです。
堀切

豊臣秀吉小田原攻めの際に、松井田城大導寺駿河守前田利家上杉景勝真田昌幸らの大軍を防戦しようとした場所です。
南向馬頭観世音

南側が絶壁となる場所に置かれた馬頭観音像です。
北向馬頭観世音

絶壁を回り込んだ場所に置かれた馬頭観音像です。
山中茶屋跡

この立場には江戸時代に13件の茶屋と寺がありました。
明治時代の初期には付近に集落ができて山中村となり小学校も建っていました。
ここまでは軽井沢側から車(軽四駆)で入ってこれるようです。
見晴台別荘分譲地

三陸開発による別荘分譲地のようです。
バスの奥にはコンクリート製のかなり大きな廃墟(宿泊施設?)があり、道を挟んで反対側には木造の廃墟もあります。
(軽井沢がかなり広いように美晴台も広い?)
陣場ヶ原

1352年の新田義宗足利尊氏の合戦や、1546年の武田信玄上杉憲政の合戦が行われたといわれる場所です。
ここで道は二手に分かれ、右が1861年の皇女和宮御下向に際し開削された和宮道で左が旧道です。
左の道を進みます。
人馬施行所

左側を流れる笹沢のほとりに設けられた休憩所の跡です。
旧中山道

3月末でもこの付近にはまだ雪がかなり残っていました。
神宮寺入口

ここで和宮道と再び合流します。
明治維新の際に破棄された仁王門跡や思婦石等があります。
群馬・長野県境

参道中央に県境があります。
熊野皇大神社

日本三熊野の一つです。
安政遠足侍マラソンのゴールにもなっています。
旧中山道碓氷峠道跡

フェンス左側の細い道が旧中山道です。
一応歩けるようですが、迷いそうなので安全な遊覧歩道を進みます。
碓氷峠見晴台

見晴台入り口にある遊歩道分岐点に立つ道標です。
旧中山道碓氷峠道

ガードレールの切れた部分が先のフェンス横から続く旧中山道の出口です。
こりゃ分からん。
軽井沢ショー記念礼拝堂

原則毎日開いているとのことですが、この日は閉まっていて中に入ることができませんでした。
軽井沢駅

横川駅と異なり、北陸新幹線開通によりとても大きな駅に変わりました。
旧矢ヶ崎踏切

車が通りやすいように舗装された踏切部分を除き、架線柱も線路もそのまま残っています。
碓氷峠

国道18号には碓氷峠修路碑が立っています。
ここから横川駅まではずっと下り坂です。
カーブ128

矢ヶ崎信号場の先でトンネル入った旧線が現れ、アプト時代の橋梁と並んでいます。
橋梁部分は立ち入り禁止のため対岸から眺めます。
少し手前のカーブ132付近からはアプト時代の橋梁、下り線、上り線の全てを見下ろすことができます。
カーブ126

アプト時代のトンネルが道路近くに見えます。
このトンネルは入り口に柵が設けられていませんが、道路脇に
「この鉄道施設は国重要文化財です。許可なく立ち入ることを禁じます。安中市教育委員会」
と書かれた看板が立っています。
カーブ93

熊ノ平駅手前に駅構内に繋がるトンネルが口を開けています。
旧突込線延長部にしては新しいので、作業用車両用でしょうか?
カーブ93

トンネル手前を左に入っていくと線路の近くまで行くことができます。
線路内やトンネル内は立ち入り禁止です。
熊ノ平駅

国道から階段を上ると駅構内に出ることができます。
ここから横川駅付近まではアプト時代の廃線跡を利用した『アプトの道』を進みます。
熊ノ平変電所跡

2018年に重要文化財に指定された変電所本屋です。
アプトの道

全長543mの第六号トンネルです。
トンネル内に蒸気機関車の出す煙が充満するのを防ぐための換気坑が設けられています。
碓氷第三橋梁

1993年に重要文化財に指定された碓氷川に架かる煉瓦造りの4連アーチ橋です。
碓氷第三橋梁

北側に新線の新碓氷川橋梁が見えます。
アプトの道

「第 號線第 號」と刻まれていますが、何かの部品の再利用でしょうか?
第一号トンネル

左上に碓氷小屋の屋根がちらりと見えます。
トンネル手前には旧中山道への階段も設けられています。
とうげのゆ駅分岐点

左に進むととうげのゆ駅、右が軽井沢方面です。
丸山変電所

「旧碓氷峠鉄道施設」の構成物件として1994年に重要文化財に指定された煉瓦造りの建物です。
横川駅

ゴール。
歩行記録

横川駅を出るときに開始するのを忘れたため、坂本宿スタートになっています。