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[第11番]藤井寺

本堂左側にある焼山寺道入口です。
日の出に合わせて山に入ろうと思いましたが少し遅れました。
へんろころがし

1/6ということは同じような上り坂が6箇所あるのでしょうか?
水大師

柄杓も置いてあるので飲料水のようです。
石像

水大師の少し先にあります。
あなたは誰?不動明王
[番外]長戸庵

空海に足腰の痛みを治してもらった旅人がお礼に建てたと言われるお堂です。
本尊は弘法大師です。
『南無大師遍照金剛』×3
風景発心の地

徳島平野が一望できる休憩所です。
ここの先に「へんろころがし2/6」が待っています。
[番外]柳水庵

下り坂の「へんろころがし3/6」を越えた先にあるお堂です。
無人化されて宿泊は出来なくなっていますが、庵の隣にはトイレ、上下に休憩所があって休むことが出来ます。
本尊は弘法大師です。
『南無大師遍照金剛』×3
一本杉

「へんろころがし4/6」を越えた焼山寺道最高地点にある、空海手植えと言われる徳島県指定天然記念物の「左右内(そうち)の一本杉」と空海像です。
[番外]浄蓮庵

空海がここで休憩した際に夢に阿弥陀如来が現れたことから像を刻んで安置したことが由来とされるお堂で本尊は阿弥陀如来です。
『おん あみりた ていせい からうん』×3
[第12番]焼山寺 山門(仁王門)

県道43号と交差する手前にある下り坂の「へんろころがし5/6」、交差した先の「へんろころがし6/6」を越えて最後に十三仏の石像が並ぶ緩い坂を進むと右手に現れます。
藤井寺から4時間10分で到着しました。
焼山寺 鐘楼

山門の先の階段を上った境内左手に手水舎、反対の右手に鐘楼があります。
焼山寺 本堂

階段を上った正面にあります。
ご本尊は虚空蔵菩薩です。
『のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか』×3
焼山寺 大師堂

本堂の右隣りにあります。
『南無大師遍照金剛』×3
まだ先がかなりあり、時間的に厳しいため奥之院に行くのは諦めました。
納経所は山門と境内の間の左側です。
柳水庵と浄蓮庵の御朱印もこちらで頂けます。
納経時間と料金が他のお寺とは異なっているので注意が必要です。
[番外]杖杉庵

衛門三郎終焉の地と言われるお堂です。
本尊は地蔵菩薩です。
『のうまく さんまんだ ぼだなん ばく』×3
御朱印は焼山寺で頂けるので、必要な方は先に頂くことも考えましょう。
玉ヶ峠

左右内谷川を渡った少し先で左の細い道に入り山道を上って車道に戻ったところにある峠です。
道路反対側に休憩所があります。
神山町

県道20号に合流して広石谷川を渡り、県道31号が左に分岐した先の民家の軒先に設置されています。
町内には阿川28歩の会により作成された案山子が飾られています。
駒坂橋

植村旅館手前を右折して鮎喰川に架かる福原橋を渡り右岸の細い道を進むとある橋です。
現在はコンクリートの潜水橋ですが、2000年代は木製の流れ橋でした。
[別格第2番]童学寺 山門(鐘楼門)

阿野橋を渡り県道21号を進み、行者野橋を渡って再び県道20号に入ります。
新童学寺トンネルの先を左折し細い道を抜けると参道に出ます。
鐘楼は中に入れないので鐘を撞くことは出来ません。
童学寺 本堂

山門を入り池沿いの道を進んだ境内右手奥の階段下に手水舎があり、その手前の階段を上ると本堂です。
ご本尊は薬師如来です。
『おん ころころ せんだり まとうぎ そわか』×3
2017年の火災で本堂が焼け落ちたため、歓喜天堂を仮の本堂としています。
童学寺 大師堂

本堂の右隣、鐘楼の奥です。
『南無大師遍照金剛』×3
納経所は鐘楼の対面にあります。
童学寺 キリシタン灯籠

本尊の木造薬師如来坐像と共に石井町町指定有形文化財です。
桃山時代の茶人、古田織部が創案した竿石(胴の部分)に十字型や人物像が刻まれた灯籠です。下部の人物を教会の聖人像になぞらえたことからキリシタン灯籠と言われますが、キリスト教とは無関係の様です。
童学寺トンネル

戻って新童学寺トンネルを抜けた先を右折して旧県道20号に入ります。
つづら折れの道を進むと新童学寺トンネル開通により閉鎖された旧童学寺トンネルの跡があります。
トンネルは入口が塞がれて通れませんが、案内右側の道を上ると昔の峠越えの歩道に繋がっているようです。
童学寺トンネル

道路開墾碑
名西郡成於十二町村以前山山脈二分之南六村曰山分*北六町
村曰里分其間雖在幾多之通路未改険隘之舊*態依然委鳥径獣
道不當不得開郡之寶庫不能同人情風俗病妨郡勢伸張成久焉
會山分*相結開六村貫通車道明治三十三年計画其連絡干前山
提三條之比較線諮問郡會郡會答之以延期干明治四十年度乃
及其期至新測定線路亘明治四十五年度為六年継続工事始得
就其緒越於四十一年度起工初設計隧道両端延長百八十尺之
練瓦巻而當寶行岩質脆弱之所多顕更至要延長四百二十尺之
練瓦及混凝土巻於此増経費加施行期一年以大正二年度全告
成功其距離三千八十七間其経費六万八千百九十四圓此内譯
郡費三万五千四百五十五圓縣補助金二万五百七十四圓夫役
現品見積代金一万二千百六十五圓其夫役現品應利益之厚簿
分賦除高志村外十一町村予終始此事業故自勒其大要告後世
正六位勲四等名西郡長井内恭太郎
名西旅館 花

歯ノ辻神社の先を左折して県道123号を進み、入田春日橋を渡って県道21号に戻り、大日寺の先を左折して直ぐです。
なんとか夕食の時間に間に合いました。

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