[別格第3番]慈眼寺→[第20番]鶴林寺→[第21番]太龍寺


坂本隧道

県道16号を進み勝浦川を渡ります。
与川内の案内に従い右の道に入り坂本川の左岸を進みます。
「👈おく乃いん」の道標がある分岐路を左に進み、「←歩き 車→」の案内も左に進んで坂を上ると開通当時県内最長だった坂本トンネルを潜ります。
[別格第3番]慈眼寺 石門(白衣観音)

「風の駅」の看板を右に入り「慈眼寺」の看板を右折(直進して迷った)、突き当りを左折、左に分岐のある所を右上の遍路道に入り、再び車道に出たら右折して道なりです。
山門はなく、境内に入って左側に鐘楼、その手前に手水があります。
本堂は境内から離れており、鐘楼横の道を通ってこの石門を潜り、坂道を上っていきます。
慈眼寺 本堂

ご本尊は十一面観世音菩薩です。
『おん まか きゃろにきゃ そわか』×3
尚、慈眼寺は次に行く鶴林寺の奥之院でもあります。
(先の道標に「おく乃いん」とあるのはそのため)
鶴林寺→慈眼寺→太龍寺と参拝しようとした場合、鶴林寺から慈眼寺を往復することになります。
慈眼寺 大師堂

境内を入って右前です。
『南無大師遍照金剛』×3
ちなみに大師堂の左側にある本堂の様な建物は護摩堂です。
納経所は大師堂の更に右側にあります。
[第20番]鶴林寺 山門(仁王門)

復路は「さかもと」の案内に従って山道を通り、坂本トンネルの先に出ました。
そこから往路を戻り、勝浦川に架かる横瀬橋を渡って右折し大井堰の碑のある所を左折、突き当りから遍路道(裏参道)に入り山道を登っていくと山門の前に出ます。
昨晩泊まった地区から鶴林寺への遍路道(表参道)は第二の遍路転がしと言われていますが、どちらがキツいのでしょう?
山門右奥は六角地蔵堂です。
六角地蔵堂の先を右に上ると鐘楼堂がありますが撞くことは出来ません。
鶴林寺 三重塔

山門を直進し、階段手前左側に手水舎、右の階段を上ったところに本堂があり、その右に三重塔が建っています。
この三重塔は県下唯一であり、県指定重要文化財になっています。
鶴林寺 本堂

ご本尊は地蔵菩薩です。
『おん かかかび さんまえい そわか』×3
鶴林寺 大師堂

本堂から階段を下りて右側にあります。
『南無大師遍照金剛』×3
納経所は大師堂の左側です。
八幡神社

鶴林寺から遍路道を下っていると雨が降ってきました。
県道283号を横断してさらに下っていると雨脚が強くなってきたので軒先を借りて雨宿りです。
[第21番]太龍寺 山門(仁王門)

雨が止んだので坂を下って突き当りの県道19号を右折し、次を左折して県道283号に入り那賀川に架かる水井橋を渡ります。
二股を左の県道282号に進み、直ぐ右折して若杉谷川沿いの遍路道に入ります。
第三の遍路転がしを上ると登録有形文化財に指定されている山門の少し下に出ます。
太龍寺 鐘楼門

山門から更に坂を上ってようやく境内に到着します。
護摩堂や納経所を通り過ぎると正面階段の途中にやはり登録有形文化財に指定されている鐘楼門があります。
中央にぶら下がってる紐を引いて鐘を撞きます。
門を潜ると右手に手水舎があります。
太龍寺 本堂

鐘楼門から階段を上って左側の道を進んだ先にあり、正面をロープウェイ乗り場に向けて建っています。こちらも登録有形文化財に指定されています。
ご本尊は虚空蔵菩薩です。
『のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか』×3
かなり強い雨がまた降ってきました。
太龍寺 大師堂

本堂から少し引き返し、左奥に進むとあります。
『南無大師遍照金剛』×3
こちらも登録有形文化財に指定されています。
納経所は山門と鐘楼門との間の本坊左側にあります。
納経所の方曰く、この日は雪がちらついたとのこと。
Tシャツ+白衣では寒くて上着を羽織りました。
太龍寺 御影堂

大師堂の裏側にあります。
民宿ほたるの宿

山門の先、上って来た道との合流を右折しそのまま舗装路を下りて県道28号と合流するところにあります。

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